撮 り 方 の ポ イ ン ト
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デジタルカメラの撮影基本はフィルムカメラと同じです。適正な露出、的確な焦点、バランスのとれた被写体配置、カメラぶれの起きにくい姿勢など、基本中の基本ですね。
フィルムカメラにない最大の留意点はホワイトバランスです。太陽光、蛍光灯、電球、また、同じ屋外でも、日中、夕方、快晴、曇り、日なた、日陰、いろいろな場面で被写体画像の色相が異なってきます。ここで自然な色で写るようにホワイトバランスを調整する必要があります。(人間の視覚はたいしたもので、無意識のうちに色の補正を行っているのです。)
このページでは、上記のような基本的な撮影方法ではなく、シロウトの私が体験して感じたちょっとしたポイントを紹介します。


マクロや風景撮影にはセルフタイマー

マクロ撮影は微動でも大きなカメラぶれをおこす。また、風景撮影は遠景の詳細部分までシャープに撮りたいもの。三脚がないか設置する状況でない場合は、セルフタイマーが役に立ちます。
シャッターが切れるまで少しじれったいですが、シャッターボタンを押すときに生じるカメラぶれがなく、結構いけますよ。
愛用(平成12年現在)のカシオQV3000EXは、タイマーが2秒と10秒のワンタッチ切り替え式で、2秒にするとらくらくです。
 (昆虫など動きのある被写体のマクロ撮影には向いていませんが...)


スナップは正面から撮らない

スナップ撮影は、記念写真と違って写真に動きを与えるものですから、相手に気付かれないで撮るのがコツです。よく、「笑って笑って」とか「こっち向いて」とか大声で合図してシャッター切る方を見かけますが、撮った写真はいくら風景が違っていも皆同じ写真に見えるのではないでしょうか。また、被写体がそれまで行動していた動きが止まり、新鮮さを感じない写真になると思うのは私だけでしょうか?
また、人はほとんどが前方に動くので、正面からの撮影では動きを感じ取ることが困難なのです。
私はよく家族の後ろ姿を撮ることがあります。全く家族は気付かないので、自然な動きがそのままで、また、表情が見えないからよけい表情が味わえるってことがあるのです。写真は動画と違い、想像する楽しみがあります(芸術の世界かな?)。写真の奥に感じ取る想像の世界がスナップ撮影の真髄だと思います。
何年経ってもアルバムを開けば新鮮な感動がよみがえってくるのが良いスナップ写真なんです。



晴天時こそストロボ

晴天時になぜストロボ? と思われる方もおられるかもしれませんが、ピーカンで日差しが強烈な場合は、コントラストが強くなり、特にデジカメでは影の部分が潰れやすくなります。人物を撮影する場合、朝夕に逆光で撮る方はいないと思いますが、人間は地面に対し直立している場合がほとんどなので、昼間ではちょっとした向きの変化で全身が陰になってしまいます。人間の目で見るとそんなに暗くないのですが、写真にとると黒マスクの顔ってなことになります。こういうときは、強制ストロボで黒マスクを回避してください。(今時のデジカメはストロボの発光モードを自由に切り替えられるようになっていると思います。)


撮影距離のある室内はストロボ厳禁

室内では必ずストロボが発光します。それは、最近のカメラはいろいろな機能が自動化されていて、ストロボも自動発光モードといって、少々明るくても手ぶれの危険性があると、ストロボ撮影に切り替わります。これは、便利なようなのですが、元来、ストロボの適用距離範囲は非常に狭く、平均2〜10メートルくらいでしょうか。コンサートや観劇などでよくストロボが光りますが、きれいに撮れたと思っても、あれはストロボの光で撮影しているのではなく、舞台の照明の力で撮影しているだけなんですね。だから適正な露出が得られているとは限りません。暗い舞台の場合は完全な露出不足になっているはずです。こういった室内撮影で被写体までの距離が10メートル以上離れたいる場合は、ストロボを強制オフにしましょう。最近のデジカメは手ぶれマークが表示されたり、AEロック時にシャッタースピードや絞り値まで表示される機種もあります。シャッタースピードが1/30秒を下回るようならブレると思って良いでしょう。露出補正が効くなら−1.0EVまで下げ、感度が上げられる(ゲインアップ)機種なら上げてみて、試し撮りをして画像を確認して、ダメ(ぶれるか画像が確認できないほど暗い)ならあきらめるしかないと思います。三脚を立てる手もありますが、これができるのは静止しているか動きの少ない被写体の場合だけです。