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2012.10.7 大山登山(ユートピアルート) 途中で断念!

   10月の三連休の中で最も天気がよさそうな日を選んで、初めてのユートピアルートを計画しました。
 前日の天気予報では、朝から夕方まで「晴れ」マークだったので、ルンルン気分で家を出たのですが・・・・・
 大山寺に着くと、当日は三連休で行楽客や登山客が多いことに加え、バーガーフェスタが開催されると言うことで、早朝から混雑し、駐車場は全て満車、仕方なく蒜山方面へ車を進め、ようやく1キロほど先の広めの非難帯に駐車
 着いたときは曇り。そして、準備をしてリュックをリュックを背負おうとした瞬間に大雨が降ってきた。
 少し車内で待ったが、すぐに止みそうにもないので、仕方なくカッパを着て出発
 登山口に着く前に雨も止んだので、カッパをたたみ、いざ登山開始
 しかし、5分程歩いたら、再び大雨が・・・
 急いでカッパを着て、「天気は晴れ良そうなので、そのうちやむだろう」と安易な判断のもと、頂上へ向かった。
 しかし、それからが地獄の始まりでした。
 カッパ、リュックのレインカバー、そしてゴアテックスの防水仕様のシューズと、全天候バッチリの装備で、「まあ、雨もいい経験だ」「暑いよりはマシ」なんてルンルン気分で上り続けたのですが、雨は止むどころか、強まるばかりで、視界も悪く、濃霧の中を歩いているよう。時折突風もふき、体温が奪われて、少しでも止まるとゾクゾクッと寒さを感じる始末。
一番の目的の写真撮影もできず、それどころか、大雨でリュックの中も開けることができず、用意したおにぎりやカロリーメイトなどの補給食も全く出すことができず、口にできたのは、ポケットにあったチョコレートと塩飴、それとぶら下げていたポカリスエットのみ
 その上、用意していた地図もリュックの中のどこにあるかわからず、大雨の中、探すこともできず、初めてのルート+視界最悪+すれ違う人が少ない中、2度も未知を間違えて、途中で気がつき引き返す羽目に(気付かなかったら遭難してたかも)
 登って行くうちに、足元がさらに悪くなり、ユートピア小屋に続くガレ場の急な登りがドロドロ状態でどうしても登りきれず、あえなく断念。泣く泣く登山口へ引き返したのでした。
 せっかく持ってきたスパッツをリュックから出して装着することができず、シューズの足首の隙間から水がどんどん入り込んできて、シューズの中は水びだし、カッパからも首や袖先から水が浸入し、シャツもべちょべちょ。冷えとストレスで疲労も激しく、下りではとうとう膝が壊れて、顔をしかめながら亀のようにゆっくりと小さく足を出すのが精一杯の状態。すれ違う人もなく、視界がほぼゼロの中、「そのうち体力が尽き、このまま遭難か」という場面が脳裏をよぎる。
 途中、付近で救助ヘリの爆音が鳴り響き、遠く下界では、救急車のサイレンが・・・。この悪天候でリタイヤした人がおられたことを、次の日の新聞で知りました。
 頂上どころか、最低限の予定のユートピア非難小屋までも到達できず、さんざんな一日でしたが、きっといい経験になったのだと無理やり思い聞かせています。
 そのうち必ずリベンジします。

7:59 山陰道を降りて、第三を望む。雲に覆われている・・・


8:20 駐車場が万社で、離れた場所にようやく駐車

8:26 登山開始前、私の装備です。

9:56 ユートピアルート登山口に向かう途中(大神神社へ続く道は、「日本一長い自然石の参道」だとか

10:04 大神山神社(登山口)に到着


10:09 右側が登山口(親子3人の登山者が見える)

大神山神社横の公衆トイレ(ここから先はもうトイレはないので、用をたす)

10:10 登山口からいざ頂上へ(この5分後から大雨が降り続くことになる)

11:32 途中で道を間違え、立ち寄るつもりのない宝珠山に出た(一瞬雨が小止みになったので、一眼レフで唯一の写真撮影を)

宝珠山とわかったのは、「宝珠山」と書いたこの小さな板があったから(もしこの板がなかったらどこへ行っていたのだろう。ちなみにここから道が二又に分岐していた)

13:00 下山の途中。土砂降りで視界も悪く、朝からずっとこの状態(せっかく記念に写真をと思い、やっとのことで携帯電話で撮影)

17:23 帰路に向かう前、大山寺で下界を撮影。弓ヶ浜が美しい。悔しいことに、下山した途端、ようやく雲が切れてきたのでした。

帰路の途中、中国山地の方を見ると、美しい夕景色。つい車を止めてシャッターを切った。

翌日の新聞。聞こえていた救助ヘリと救急車サイレンはこのことだったのか