大山（一向平→大休→ユートピア→大山寺）

2016.6.18 大山（一向平→大休→振子山→ユートピア→宝珠越→大山寺）
心身ともに体調が戻り、そろそろ登山再開を考えていたが、梅雨の中休みで、久々の晴天になったので、大山方面に行ってみることにした。 今回は、一度歩いてみたかった一向平（いっこうがなる）からの裏大山を目指した。 朝５時過ぎに出発、斐伊川に架かる瑞穂大橋を渡ると、なんと素晴らしい川霧が。思わず土手道に止まって一写。今日は出だしから縁起がいい（はずだった）。 カーナビで一向平までの最短ルートを選択。大山南側から入る道だが、これが激カーブ続きの山道で、愛車フォレスターには良い訓練になったが、時間がかかり、一向平到着は７時半をまわっていた。 急いで登山準備をして、まずは大山滝を経て大休峠へ。大休避難小屋で１５分程度休憩。そこで岡山から来たという若い男性と少々会話。川床から登ってきたという。大山フリークのようで、いろいろと話してくれた。 大休峠からは、今回の核心と思われる野田ヶ山→親指ピーク→振子山→振子沢分岐へと進むが、そんなに危険な崩落地点もなく、そんなに危険なルートではなかった、 半来なら、ここで振子沢→駒鳥小屋→地獄谷を経て、大山滝の情報の分岐地点に戻り、出発地点の一向平まで帰る予定だったが、沢へのルートを降り始めて、あまりもの草藪のため足元が全く見えず、ルートも掴めず、このまま下りて行ったらルートを外れて日が暮れるか、途中で足をくじいて動けなくなるか、単独行のため、少し恐ろしくなり、沢下りを段任氏、分岐まで引き返した。 元来た道を戻るのもつまらないし、時間もかかって遅くなるので、仕方なくユートピアへ出て大山寺へ降りることにした。 大山寺からタクシーがあるか。一向平までタクシー代がどれらけかかるかが不安ではあった。まあ、なんとかなるでしょ 途中、ユートピア避難小屋で休憩し、一気に大山寺まで降りた。 途中のやっみちで、大山寺観光協会へ大山寺にタクシーが常駐しているか問い合わせ、常駐していないとのことなので、日交タクシーか日興タクシーなら米子方面から迎えに来てくれるとのことで、ひと安堵。 大山寺到着は16:30。そこでタクシーを呼び、17時に大山モンベル前に来てもらった。 それから４０分程度かけて一向平までタクシーで戻ったが、なんとタクシー代が9000円に。まあ仕方ないか 9000円で遭難せずに済んだと思えば、安いもんだと無理やり納得。 でも、今考えれば、ゆっくりと慎重に沢を下りていれば、遅くとも19時までには出発地点にたどり着けただろうし、体調も良かったし、ヘッドランプも用意していたし・・・まあいいか ということで、今回も、ちょっとしたアクシデントを経験しながらの楽しい山行でした(^^ゞ 【今回の行程】 　一向平（7：52）→吊橋（8：21）→大山滝（8：50）→地獄谷分岐（9：32）→大休峠（10：41）休憩（11：06）→野田ヶ山（11：38）→親指ピーク（12：16）→振子山（12：56）→振子沢分岐（13：28）→象ヶ鼻（13：50）→ユートピア小屋（13：56）休憩（14：10）→上宝珠越（14：28）→中宝珠越（15：01）→下宝珠越（15：28）→工事道出合（15：54）→大神山参道（16：20）→大山寺駐車場（16：32）
5:17 自宅出発時、斐伊川土手	7：50　一向平登山口にて	8：21　吊り橋を渡る
大山滝全景	今回の装備	10：41　大休避難小屋裏で休憩 カロリーメイト２本を食す
11：38　野田ヶ山を通過	最初のピークが近づいてきた 小指ピークと名付けよう	親指ピークへの登り
	振子山側から親指ピークを振り返る	1500mにもなれば、袋物は気圧の低下でパンパンに
12:56　振子山にて	振子山越しにユートピア避難小屋が見える	↑象ヶ鼻と←振子沢の分岐
振子沢方面を見下ろす ルートが見えず、下りるのを断念し、ユートピアを超えて大山寺へと進む	13:50　象ヶ鼻からユートピア小屋、三鈷峰を望む	13:56　ユートピア避難小屋にて（休憩で、さらにカロリーメイト２本）
分岐を三鈷峰に世ｒ図そのまま大山寺へ下山	三鈷峰分岐からユートピア小屋、象ヶ鼻を振り返る	14:28　上宝珠越を通過
砂走への下り道は、いつものとおり立入禁止の札が		15:01 中宝珠越を通過
15:28　下宝珠越を通過	15:54　工事道出合で右折し、工事道を中の原方面へ下る	なだらかな登山道を歩く
	大神山神社への参道にぶつかる	大山寺に到着し、モンベル前の小広場で荷物の整理 いつ見てもモンベルは洒落ている
下山届を投函	車を停めている一向平までタクシーで送ってもらう なんとタクシー代9000円！	やっとのことで、出発点に到着
一向平キャンプ場よ、さらば	帰りは北条町から９号バイパスに乗る

今回の登山ルート