燕岳テント泊(2日目) |
2016.8.19 燕岳2日目(燕山荘→燕岳・大天井岳) |
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2日目 まだ日の出の時間ではないと、テントの中でゆっくりしていたら、テントの中で日の出時刻を迎えてしまった。 急いでカメラを持って外に出たら、すでに太陽が顔を出していた。 白々と夜が明けていく景色を楽しみたかったのに・・・・・ それでも、昨日の荒天が嘘のような素晴らしい天気の朝。雲海がとても綺麗だった。 さっそく、散歩がてらに燕岳へと向かう。所要時間は30分程度 歩き始めてわりとすぐにあの有名なイルカ岩に遭遇。頂上付近にあるものだと思っていたので、びっくり そして頂上へ。近くにいた若者に頼んで記念写真を撮ってもらい、続いてもう少し先の北燕岳まで足を伸ばした。 途中でコマクサの群生を何度か見た。ここでは、コマクサは珍しいものではないようだ。 そして、テント場に引き返し、朝食をとり、めざすは大天井岳。 すでに、天候が崩れ出していて、霧で視界が悪くなっていた。 9時に出発し、奇岩と這い松が続く登山道をひたすら南下。途中で雷鳥の親子に会う。今回も運がいい。 大天井岳の周囲を反時計回りに歩き、大天井ヒュッテから大天荘を経由して往路に合流して燕山荘のテントがへと戻った。 天候が崩れそうだったので、大天井岳には登らずに戻ったが、今思えば、大天荘からわずか10分で頂上なのに、頂上を極めておけばよかったと後悔しきり・・ 夕方5時前にテント場に戻る。だいたい予定どおり。そして、夕食(フリーズドライの五目飯)にありついた。 そのあと、外は天気が悪く、月も星も望めないので、することがなく、すぐに就寝 【今回の行程】 (早朝の燕岳往復) 燕山荘(5:30)→燕岳(6:10)→北燕岳(6:29)→燕岳(6:53)→燕山荘(7:19) (大天井岳への往復) 燕山荘(9:03)→蛙岩(9:42)→大下りの頭(10:00)→分岐(11:24)→大天井ヒュッテ(12:17)→ 大天荘(13:24)→分岐(13:58)→燕山荘(16:45) |
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朝は晴れていた。 5:21 ご来光を拝む |
5:23 月が沈んでいく |
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槍ヶ岳に朝の光がさし始めた そして燕岳に向かうことにする |
5:46 燕岳への途中に、有名なイルカ岩が突然現れた |
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燕岳の頂上で写真を撮ってもらう。 |
燕岳は2783m |
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高山植物の女王コマクサ(駒草) |
北燕岳まで足を伸ばす |
雲海と上層雲のサンドイッチ状態の空 |
せっかくなので、帰りにイルカ岩の前で記念写真を撮ってもらった |
燕山荘のシンボル ダルマ石とか人面石とか、皆いろいろな名前を付けているが、作者の(故)畦地梅太郎さんによると、「山男の像」 |
登山(下山?)準備のザックの山 |
気が付けばアブ(?)にテントを占領されている。 テントの中に入らないよう気をつかう。 登山道や山小屋の周辺でも大発生しており、外で食事なんかできたもんじゃない。 コーヒーを沸かして飲んでいたら、いつのまにかカップの中で泳いでいた(笑) |
9:03 いざ、大天井岳へ |
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奇岩が多い インディージョーンズを彷彿とさせる |
これが蛙岩? |
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今回も雷鳥に会えた 去年の立山、3年前の北穂高と、私は雷鳥運がいい |
近くには雛たちも |
「大下りの頭」で一写 |
11:24 常念岳方面と槍ヶ岳方面の分岐 ここを槍ヶ岳方面へと進む |
大天井ヒュッテへと続く道 ヒュッテまでは約40分 |
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大天井ヒュッテが見えた! |
大天井ヒュッテでは、少し行動食を食べながら小休止(無数のアブがうざい) |
気圧が低いので、例えばカロリーメイトの袋がパンパンに |
袋は東回りの大天荘経由で帰ることに |
コマクサの群生 |
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大天荘が見えた。 |
大天荘 |
10分で頂上に登れるはずだったが、悪天候になりそうなので、頂上は登らず、そのまま帰路へ |
分岐に戻ってきた 見通し悪く、時たま雨がぱらつく |
この蝶がたまに舞っていた なんという名前だろう |
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モアイ像のような岩が |
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16:45 ようやく燕山荘に帰着 |
今晩の夕食は、五目ご飯なり |
2日目の登山ルート |
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