トップへ   燕岳テント泊(3日目)
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2016.8.19 燕岳3日目(燕山荘→中房温泉登山口)

3日目(最終日)

この日の朝も、絶好の天気。
前日の失敗を繰り返すまいと、日の出前にテントから出る。
すでにたくさんの登山客がご来光を待っていた。
槍ヶ岳の右側に月がくっきりと浮かんでいて、幻想的な光景だった。
御来光を拝み、西側の槍ヶ岳に陽光が射し始めるのを眺め、しばし大自然が繰り広げるステージの感動に包まれる。
そして朝食。必ずテント泊中に一度は食してみたかった即席ラーメン。何といっても、塩気のある麺とスープが、山の疲れを一気に癒してくれる。これで、3日間とも山荘のお世話にならずに全て自炊で生活でき、大満足。
皆が憧れる燕山荘には、下山前に少し土産を買いに寄っただけ。私のポリシーは、登山中は極力人工的なものにお世話になりたくないということ。

今日は、帰りに安曇野ちひろ美術館に寄ることに決めていたので、早目に下山準備をして、8時過ぎには下山開始。
ほとんど下りなので、重い荷物を背負っていたもたいして疲れずにルンルン気分で下りれるだろうと思っていたが、第一ベンチあたりまでは余裕だったが、それから登山口までの30分間がとてもしんどかった。なぜなのか理由はわからない。

下山後、駐車場の近くの温泉施設で入浴&昼食をすまし、着替えて綺麗になった体で、安曇野ちひろ美術館に向かう。
この美術館に来るのは3度目になるが、この夏に敷地面積を広げて、併せて「トットちゃん広場」がオープンしたということで、タイミングよく美術館を再訪することができて、ラッキーだった。

そして、夕方になり、一路帰路へ
途中、大宮JCT付近で事故のため少し渋滞に巻き込まれたが、それ以外はオートクルージングで快調に進み、兵庫県内のパーキングエリアで5時間ほど寝て、夜が明けるのを体感しながら米子道へ入り、自宅に着いたのは朝7時ごろ

疲れた体に鞭打って、ほぼ一日かけて、テントやザックなどの洗浄とシュラフやマットなどの日干し、登山靴の手入れ、3日間の衣類の洗濯、物品の片付けなどなど・・・

【今回の行程】
 燕山荘(8:15)→合戦小屋(9:00)→富士見ベンチ(9:34)→第三ベンチ(10:15)→
 第二ベンチ(10:45)→第一ベンチ(11:11)→中房温泉登山口(11:30)


5:07 槍ヶ岳と月のコラボレーション









5:20 ご来光







6:00 朝食はラーメン





6:50 テント撤収にかかる




名残惜しい・・・燕岳

名残惜しい・・・槍ヶ岳



名残惜しい・・・北アルプスの山並


8:25 燕山荘よ、さとうなら


9:00 合戦小屋

土曜日の朝と会って、合戦小屋は燕岳を目指す登山客で賑わっていた
9:34 富士見ベンチ


富士見ベンチと第三ベンチの間



10:15 第三ベンチ

10:46 第二ベンチ


11:11 第一ベンチ

11:30 登山口へ戻ってきた

12:05 全行程終了し、記念撮影


有明荘
第三駐車場の隣にこんな立派な施設が・・
ここで入浴と食事をとることに決定

風呂はとても気持ちよかった

13:25 久々にまともな昼食にありつく

帰りに安曇野ちひろ美術館に寄る  

14:35 ちひろ美術館に到着


安曇野ちひろ美術館








ちひろがアトリエ兼別荘にしていた黒姫荘(復元

トットちゃん広場





そして帰路へ  

18:00 どんよりとした曇天の中を、帰路へ向かう


18:30 少しの間渋滞に巻き込まれる

4:40 仮眠から目覚め、運転再開
なんと、全く同じデザートカーキ色のフォレスターX-BREAKが向うに停まっていた。

5:33 落合JCTから米子道へ


5:56 サイドミラーに移る夜明け

大山も帰りを出迎えてくれた

帰ってからは、1日かけて洗濯や片付け












3日目の登山ルート