Velbon ULTREK UT-50 購入&使用レポート



最近になって、登山やトレッキングを愛好するようになり、その目的のひとつが大自然の写真を撮ることでした。
画質にこだわると、一眼レフ&三脚が必要で、当初は、軽くて小さいコンパクトカメラ用の三脚を持って登っていましたが、星空、夜景、夕景、雲海など、低速シャッターを切る場面が多いため、華奢な三脚ではブレが激しく、苦慮していました。
なんとか登山用ザックの中に収納できて、アイレベルまで伸張でき、かつ安定性のある(一眼レフ+望遠レンズの重さをしっかり支えることができる)三脚がないかと、探していました。
それが、理想的な三脚があったのです。Velbon社のULTREKシリーズというものですが、ここ最近になって発売されたものです。
最終的には3タイプの機種が揃う予定ですが、まず、最もコンパクトなUT−43Q、UT−45Lが発売され、そして、先日、最も大きいUT−63Qが発売になりました。
私の理想は、やがて発売されるであろうUT−53Qという、現在発売されている2機種の中間のサイズに当たるものです。しかし、一向に発売される気配がなく、困っていました。
そして、インターネットで調べていくと、同型機種(雲台なしモデル)がUT−50という品名で海外で先行販売されていのがわかり、初めての海外注文で購入したのでした。


ULTREKが来た 組み立ててみた いろいろ比較してみた
別途用意していたVelbon製自由雲台(QHD−53)

何と、この三脚とベストフィット!

総重量は、三脚 1046g + 雲台198 g = 1244g

日本で発売される予定の同型機種(UT-53Q)の総重量が1400gなので、雲台の差でしょう。
UT−53Qの専用雲台は、クイックシュー付きということですが、私には、クイックシューは全く不要なので、軽いこの雲台がベスト!
フルサイズ一眼と大口径望遠ズームを取り付けてみた。
私の所有する機器では、この組み合わせが最重量
(ボディ 810g + レンズ1270 g = 2080g)

大風でも吹かない限り、安定していると思った。
これにストーンバッグを付け、ミラーアップ&リモートレリーズで撮影すれば、スローシャッターでも十分OKか

ただ気になるのは、エレベータを伸ばしているようなセンターポールが伸びた構造
このせいで、ちょっと安定性を損なっている。
センターポールも下げられる構造だったらベストだったが
既所有の三脚との比較

上) Velbon ULTREK UT-50
中) SLIK CARBON 814EX
下) SLIK GRAND MASTER

縮小時のサイズがこんなに違う。
既所有の三脚との比較

右) Velbon ULTREK UT-50
中) SLIK CARBON 814EX
左) SLIK GRAND MASTER

縮小時のサイズがウソのような伸長高


詳細比較は、マイ三脚比較ページ