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自然について 送信日時  2010/11/24 22:11
お父さんは、自然の雄大さを感じることが大好きです。
自然の中に身を置くと、しだいに心が洗われる。
特に、海よりも、森や渓谷、それから山、高原、大地が好きです。

あなたが「アニマルセラピー」を感じるように、「森林セラピー」というものがある。
樹木が発するフィトンチッド。この香りが優しくストレスを解消する。
また、水がぶつかり合って発するマイナスイオンは、精神を安定させ、疲労回復効果がある。
これらは医学的、科学的に実証されている。
そのほか、鳥の声、せせらぎの音、木々のざわめきなど、耳から入るやすらぎの音。
人間も生物のひとつ。自然の中に置かれると、身体のリズムが整ってくる。

また、理性を持った人間だけが感じる心の面の効能もある。
それは、自然の大きさを感じ、人間のちっぽけさに気付くこと。
自分がどんなに辛い状況にあっても、どんなに苦しんでいても、自然は全く変わりなく、雄大で、ただ静かにたたずんでいる。
それを感じると、「なんで私は、こんなちっぽけなことで苦しんでいるのだろう」と思う。
大きな自然の中では、ひとりの人間の存在は、米粒よりも小さい。
どうあがいても、大きな自然の中で生かされ、自然の一部として動かされている。
そんなちっぽけな存在である人間が、自分をとても大きな存在だと誤解し、自分ことで頭の中が一杯になる。
人間はとても傲慢な存在だ。いつも自分が世界の中心。

本当の幸せは、自然の中で生まれるものだと思う。
しかし、この現代社会の中では、自然と共に生きていくことが困難だ。
だから、たまには大自然の中に身を投じて、おもいっきり自然と同化する時間が大切だ。
それを、多くの人間が忘れてしまっている。
お父さんが●●さんや●●●●●さんと気が合うのは、こうした自然と対峙する大切さをわかっているから。
そして、真面目にこのこういった話題を共有することができるから。

貴方がファッションなどのショッピングが好きなように、お父さんも電化製品の店に行くことが大好きだ。
電気屋に行くとワクワクして楽しい。
でも、それは心にパワーがあるから。
その心のパワーの土台は、自然からもらっている。
わざわざ大自然に出会わなくても、日常で感じている。
朝起きたときに見る窓の外の青空、寝る前の星空、出勤途中の緑や川、庭の雑草、虫の声。
少しの時間だけど、毎日、自然と同化し、自然からパワーをもらっている。
だから、いろいろな困難に立ち向かうことができる。
心が傷付いても、ぐっと我慢することができる。

貴方は、携帯で空の風景を撮ったり、星空を見上げることがあるけど、どういう気持ちになりますか?